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【無料プランあり】TunnelBearの評判・デメリットと使い方

TunnelBearは、UIが可愛く使いやすいと評判のVPNサービスです。

毎年、独立した監査機関によるセキュリティ監査が行われており、プライバシー・セキュリティ保護に努めています。

また、1ヶ月2GBまでとデータ容量制限があるものの無料から利用でき、無料版でも日本を含む約50ヶ国のサーバーリージョンが選択できるのが特徴です。

今回はTunnelBearの評判や料金、メリット・デメリットを解説します。

 

特におすすめのVPN
VPNサービスの中で特におすすめはMillenVPN、NordVPN、Surfsharkの3つです。詳細は「【VPNおすすめ3選】海外&国内の有料VPNサービス徹底比較」をご覧ください
良い感じの男性
  • MillenVPN】月額396円(2年契約)〜 日本のVOD視聴 中国利用 を重視する人におすすめ
  • NordVPN】 月額550円(2年契約)〜  世界で有名なVPN 24時間サポートを重視する人におすすめ
  • Surfshark】月額338円(2年契約)〜 多数デバイス接続したい 24時間サポートを重視する人におすすめ

 

 

※本記事は2024年10月時点で確認・更新した情報です。

 

TunnelBearの評判と特徴

TunnelBearの特徴と料金プラン

TunnelBear公式サイト スクショ(2024年10月撮影)

項目 内容
サービス名 TunnelBear
月額換算料金 Freeプラン:無料
Unlimitedプラン:3.33ドル〜
Teamsプラン:5.75ドル〜
サーバーリージョン 約50ヶ国
サーバー台数 約8,000台
同時接続 無制限
VPN方式 WireGuard / OpenVPN / IKEv2
OS・アプリ Windows / MacOS / iOS / Android / Chrome / Firefox / Edge
返金保証 なし(ケースバイケースで払い戻しが受けられる場合あり)
ログ監視ポリシー対応 ノーログポリシー
キルスイッチ機能 ◯(VigilantBear)
サポート メール(英語)
無料プランの制約 データ容量:2GB/月まで
運営会社 McAfee

 

TunnelBearは、カナダのトロントにあるTunnelBear LLCが提供するVPNサービスです。無料版プランが存在しており毎月2GBまでなら接続サーバーの制限なく利用できるのが特徴です。※都市レベルでのサーバー選択は有料プランのみ。

2018年にサイバーセキュリティ企業であるMcAfee(マカフィー)に買収されています。
参考:TunnelBear Joins McAfee

TunnelBearでは、毎年、独立した機関によるセキュリティ監査が実施されており、セキュリティ・プライバシー保護に力を入れています。

なお、TunnelBearでは、1人向けの有料プランと2人以上のチームで使いたい方向けの有料プランが存在します。

プラン名 月額換算料金
Unlimitedプラン(個人向け)
返金保証なし
1Month:9.99ドル
1Year:3.33ドル
3years:3.33ドル
Teamプラン(チーム向け) 5.75ドル〜

※1ユーザーの料金
※利用人数によって料金が異なる

 

TunnelBearと他社VPNの比較

TunnelBearの他社との違いは、無料プランが存在し、無料版でも約50ヶ国に設置されている全てのVPNサーバーに接続できる点です。

これは他社の無料VPNサービスでもあまり見られない特徴で、50ヶ国の中には日本のサーバーも含まれています。

MillenVPNロゴ NordVPNロゴ SurfsharkVPNロゴ ExpressVPNロゴ スイカVPNロゴ セカイVPN Private Internet Access VPNロゴ CyberGhost VPNロゴ Proton VPNロゴ Windscribe TunnelBear
公式サイト

企業情報 アズポケット株式会社(日本) nordvpn s.a.(パナマ) Surfshark B.V.(オランダ) Kape Technologies(イギリス) 株式会社MAJ Tech(日本) 株式会社インターリンク Kape Technologies(イギリス) Kape Technologies(イギリス) Proton AG(スイス) Windscribe Limited  McAfee 筑波大学
サーバーリージョン 約60カ国 111カ国 100カ国 105カ国 25カ国 10カ国 91カ国 100カ国 約110カ国 約70ヶ国 約50ヶ国 非公開
サーバー台数 1300台以上 6400台以上 3200台以上 3000台以上 約50台 記載なし 記載なし 11,500台以上 8,300台以上 不明 約8,000台 5,400台以上
月額料金(2年契約) 396円 627円〜 317円 4.99ドル 878円 -- 320円 4.49ユーロ -- -- 無料
月額料金(1年契約) 594円 803円 471円 6.25ドル 938円 363円 1,000円 4.99ユーロ) 5.75ドル 3.33ドル 無料
月額料金(1ヶ月契約) 1,738円 2,277円〜 2,462円〜 12.95ドル 1097円 1,100円 1,304円 1,790円 9.99ユーロ 9ドル 9.99ドル 無料
同時接続台数 10台 10台 無制限 最大8台
最大50台※
1サーバーに同時接続できるデバイスは1〜3台など条件あり
3台 無制限 7台 10台 無制限 無制限 無制限
ログポリシー ノーログポリシー ノーログポリシー ノーログポリシー ノーログポリシー 記載なし 記載なし ノーログポリシー ノーログポリシー ノーログポリシー ノーログポリシー ノーログポリシー ログ記録ポリシー
キルスイッチ × × ×
サポート時間 平日10:00〜18:00 24時間365日 24時間365日 24時間365日 平日10:00〜18:00 記載なし 24時間365日 24時間365日 9:00~24:00(中央ヨーロッパ時間) 24時間365日 24時間365日 --
サポート手段 メール(日本語) メール(日本語対応可)、ライブチャット(英語) メール(英語)、ライブチャット(英語) メール(日本語対応可)、ライブチャット(日本語対応可) メール(日本語) メール(日本語) メール(英語)、ライブチャット(英語) メール(英語)、ライブチャット(英語) メール(英語)、ライブチャット(英語) ボットチャット(日本語可)、サポートチケット(英語) メール(英語) なし(ユーザーフォーラムあり)
返金保証・お試し 返金保証(30日間) 返金保証(30日間) 返金保証(30日間) 返金保証(30日間) 返金保証(30日間) 無料体験(2ヶ月) 返金保証(30日間)
返金保証(45日間)※
1ヵ月プランは14日間
返金保証(30日間) 返金保証(3日間) なし --

(※)2024年11月時点の税込み価格。(※)次回更新以降は通常価格。為替レートやキャンペーンなどにより価格は上下します。

 

TunnelBearの評判・口コミ

TunnelBearの良い評判・口コミとしては、「インターフェースがシンプルで使いやすい」「サービス利用中のインタラクション(UX)が楽しい」などといったUI・UXに関する声が多く見られました。

良い評判
良い感じの男性
  • インターフェースがシンプルで使いやすい
  • サービス利用中のインタラクション(UX)が楽しい
  • 親切で丁寧なサポートが受けられる

 

◾️TunnelBearでVPN接続する際のインタラクション(熊が接続先の国に穴を掘って行くアニメーション)

 

一方、悪い評判・口コミとしては「接続が時々繋がらない・切れる」「既知の問題があったがなかなか改善されなかった」などといった声が複数見受けられました。

良くない評判
悩んでいる男性
  • 接続が時々繋がらない・切れる
  • 既知の問題があったがなかなか改善されなかった
  • 通信が遅い

 
実際、当方でもテストとして利用してみましたが、接続が繋がらずグルグルが止まらないといった状況に遭遇したので、時々こういったことが起きるかもしれません。


 
 

TunnelBearはこんな人におすすめ

TunnelBearは以下のような方におすすめです。

TunnelBearはこんな方におすすめ
  • 日本をはじめ世界各国のVPNに接続できる無料VPNを探している方
  • VPN初心者でシンプルで使いやすいVPNを探している方
  • プライバシー・セキュリティ保護に努めている無料VPNを探している方

 

一方、無料版では毎月2GBまでのデータ制限があるため、それを超える場合は有料プランへの加入が必要です。

無料のままより多くのデータ通信が行えるVPNをお探しの方は、Proton VPNやWindscribe、VPN Gateを検討すると良いでしょう。

なお、無料のVPNはなにかしらの制限や注意事項があるため、NetflixなどのVOD視聴やプライバシー・セキュリティ保護目的であれば有料VPNがおすすめです。

関連【VPNおすすめ3選】海外&国内の有料VPNサービス徹底比較

 

TunnelBearを利用して感じたデメリット・注意点

TunnelBearのデメリット・注意点は以下の3点です。

◾️TunnelBearを利用した感じたデメリット・不満点

  1. 無料版だと2GBまでしか使えない
  2. 接続がうまくいかない時がある
  3. 返金保証が基本的には受けられない

 

無料版だと2GBまでしか使えない

1つ目は、無料版だと2GBまでしか使えないという点です。

YouTubeの1080p動画のデータ消費量は、動画のビットレートによって異なりますが、1時間あたり約2GB程度とされています。

そのため、2GBだととすぐにデータ容量が尽きてしまい、使えなくなっていまうのがデメリットです。

同じ無料版のVPNでも、データ容量の制限がないものや、10GB程度まで無料で使えるものもあります。

そのため、接続したい国のサーバーが利用できる場合は、他社のVPNを検討すると良いでしょう。

 

接続がうまくいかない時がある

2つ目は、接続がうまくいかない時があるという点です。

Mac OSでTunnelBearを試していたところ、突然接続時にグルグルが止まらず接続ができなくなるといったことがありました。

 

パソコンを再起動してみて再度試してみたところ再度繋がるようになったものの、インターネット上の評判を見てみても同じような場面に遭遇している方が見受けられました。

ユーザーのPC・ネットワーク環境による問題も考えられますが、不便さを感じる可能性はあるでしょう。

 

有料プランでは返金保証が基本的に受けられない

3つ目は、有料プランでは返金保証が基本的には受けられないという点です。

TunnelBearでは、ケースバイケースで、サブスクリプションの払い戻し請求を検討する場合があるとしているものの、基本的には返金不可の対応を取っています。

そのため、お試しでアプリを利用してみたいという方はまず無料版から使ってみて、気に入ったら有料版を検討することをおすすめします。

7. Cancellation & Refund Policy
All amounts paid are non-refundable. TunnelBear may consider in its discretion and on a case-by-case basis certain refund requests for subscriptions.

引用:Terms of Service That You Can Actually Understand

 

TunnelBearのメリット・良い点

TunnelBearのメリット・良い点は、無料でも接続サーバー数の制限なく利用できる点および、運営会社が信頼できる点です。

◾️TunnelBearを利用した感想・メリット

  1. 無料でも接続サーバー数の制限なく利用できる
  2. 毎年セキュリティ監査が行われており安心できる

 

無料でも接続サーバー数の制限なく利用できる

1つ目は、無料でも接続サーバー数の制限なく利用できるという点です。

VPNの中には無料プランを提供しているところがいくつかあるものの、いずれも接続サーバー数に制限を設けているところが多いです。

一方、TunnelBearでは無料プランでも接続サーバー数に制限がなく、日本を含む世界約50ヶ国のサーバーが利用できます

スピードも海外から実際に日本のサーバーに接続してみたところ、当方の環境・利用した時間ではそこそこ速いといった印象です。

◾️現地のモバイル回線を使用してジョージアから日本のサーバーにOpenVPNでVPN接続した際のスピードテスト結果

TunnelBear利用時のスピードテストの結果

 

また、無料版でもキルスイッチやスプリットトンネル機能が使えるのもメリット

 

毎年セキュリティ監査が行われており安心できる

2つ目は、毎年セキュリティ監査が行われており安心できるという点です。

無料VPNの中には「ノーログポリシー」や「強力な暗号化対策が行われている」と謳っていても、実際には個人情報やログが保存されていたり、通信が暗号化されていなかったといった事例が過去存在します。

TunnelBearでは独立した機関による監査が毎年実施されており、その結果が公式サイトで公開されているので、透明性が高く信頼できるサービスと言えます。

参考:Pentest-Report TunnelBear VPN Clients & Servers 10-11.2023

 

無料版TunnelBearの使い方

ここからは、無料版TunnelBearの使い方をご紹介します。

TunnelBearの登録方法

TunnelBearを利用するには、無料アカウントを作成する必要があります。

TunnelBearの公式サイトを開き、「Log In」をクリックします。

「Log In」をクリック

 

「Sign up」をクリックします。

「Sign up」をクリック

 

メールアドレスと任意のパスワードを入力し、「Create Account」をクリックします。

メールアドレスと任意のパスワードを入力し「Create Account」をクリック

 

以上でアカウントが作成されました。

My Account画面

 

最後に登録したメールアドレスを認証する必要があります。

メールアドレス宛にTunnelBearからメールが届いているので、メール本文にある「アカウントを確認」をクリックします。

「アカウントを確認」をクリック

 

メールアドレスの認証ができました。

メールアドレス認証完了画面

 

Mac OSでTunnelBearを利用する方法

TunnelBearの公式サイトで「Download」をクリックします。

「Download」をクリック

 

「Download for Mac」をクリックします。

「Download for Mac」をクリック

 

zipファイルがダウンロードされるので、ダブルクリックで解凍します。

zipファイルをダブルクリックで解凍する

 

TunnelBearのアプリが解凍されるので、ダブルクリックで開きます。

解凍されて出てきたTunnelBearのアプリをダブルクリック

 

「開く」をクリックします。

「開く」をクリック

 

「Move to Applications」をクリックします。

「Move to Applications」をクリック

 

TunnelBearアプリがアプリケーションフォルダに移動されるので、再度アプリをダブルクリックして開きます。

再度アプリをダブルクリックして開く

 

アカウントはすでに作成しているため、「Log in with an existing account」をクリックします。

「Log in with an existing account」をクリック

 

TunnelBearのアカウント作成時に登録したメールアドレスとパスワードを使ってログインします。

アカウント作成時に登録したメールアドレスとパスワードを使ってログイン

 

これでアプリにログインできました。

あとは、サーバーロケーションを選択して画面左上のトグルボタンをクリックすればVPNに接続できます。

 

なお、初回だけVPN接続時に「拡張機能がブロックされました。」と表示されます。その場合は、「システム設定を開く」をクリックします。

「システム設定を開く」をクリック

 

「一部のシステムソフトウェアでは、使用する前に確認が求められます。」と表示されている場合は、「詳細」をクリックします。

「詳細」をクリック

 

TunnelBearにチェックを入れて「OK」をクリックします。

TunnelBearにチェックを入れて「OK」をクリック

 

「VPN構成の追加を求めています」と表示されたら、「許可」をクリックします。

「許可」をクリック

 

以上で、VPNに接続できます。

 

WindowsでTunnelBearを利用する方法

TunnelBearの公式サイトで「Download」をクリックします。

「Download」をクリック

 

「Download for Windows」をクリックします。

「Download for Windows」をクリック

 

TunnelBearのインストーラーがダウンロードされるので、ダブルクリックで開きます。

TunnelBearのインストーラーをダブルクリックで開く

 

「Install」をクリックします。

「Install」をクリック

 

「Do you want to allow this app to make changes to your device?」と出たら「Yes」をクリックします。

「Yes」をクリック

 

「Restart」をクリックし、コンピューターを再起動します。

「Restart」をクリック

 

コンピューターが再起動されたら、デスクトップ上にダウンロードされたアプリをダブルクイックで開きます。

アプリをダブルクリックで開く

 

「Log in with an existing account」をクリックします。

Log in with an existing account

 

登録したメールアドレスとパスワードでログインします。

TunnelBearにログイン

 

簡単なチュートリアル画面が表示されるので、チュートリアルを見たい方は「Next」、すぐ利用を開始したい場合は「Skip」をクリックします。

「Skip」をクリック

 

これでTunnelBearのアプリにログインできました。

TunnelBearでは、ON・OFFのトグルボタンの右側にある「Fastest」と書かれたところをクリックすることで、サーバーロケーションの選択ができます。

サーバーロケーションの選択箇所

 

サーバーロケーションを選択すると、自動的にトグルボタンがONになり、VPNに接続することができます。

TunnelBearの接続完了画面

 

AndroidスマホでTunnelBearを利用する方法

Playストアで「TunnelBear」と検索し、アプリをインストールします。

Playストア上でTunnelBearをインストール

 

インストールできたら、アプリを開きます。

「開く」をクリック

 

「Log in with an existing account」をクリックします。

「Log in with an existing account」をクリック

 

アカウント作成時に登録したメールアドレスとパスワードでアプリにログインします。

TunnelBearにログインする

 

以上でTunnelBearアプリにログインできました。

TunnelBearへのログイン完了画面

 

あとはサーバーを選択して、トグルボタンをオンにすればVPNに接続ができます。

なお、初回接続時は「Permissions needed」と表示されるので、「Continue」をクリックします。

「Continue」をクリック

 

「OK」をクリックします。

「OK」をクリック

 

以上で再度VPNロケーションを選択して、トグルボタンをオンにするとVPNに接続できるようになります。

VPN接続完了画面

 

まとめ

今回は無料で使えるおすすめVPN「TunnelBear」の評判やデメリット、使い方を解説しました。

TunnelBearの最大の特徴は、無料プランでも世界50ヶ国に配置されたVPNサーバーの全てが利用できるという点です。

また、UI・UXに拘りが感じられ、「初心者にとっても使いやすい」「インタラクションが楽しい」と評判です。

無料から使え、可愛いデザインのVPNサービスをお探しの方はぜひTunnelBearを検討してみると良いでしょう。

今回は以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

他社含めたVPN比較について

おすすめVPNサービスを比較検討したい方を「【VPNおすすめ3選】海外&国内の有料VPNサービス徹底比較」をあわせてご参照ください。

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