WordPressでブログ・ホームページを始めようと思った時に、第一候補に出てくるのが国内シェアNo1のエックスサーバーです。
当サイトも含め8年近くエックスサーバー使用しています。
今回は実際の使用者のリアルな口コミ・評判として、エックスサーバーを使用した感想やメリット・デメリットをご紹介します。
本記事記載の内容は、2024年4月3日時点で公式サイトなどから調べた情報です。WEBST8が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトで確認するようにしてください。
エックスサーバーの特徴と使った感想
エックスサーバーの概要と料金
国内シェアNo1の有名レンタルサーバー。性能面・価格面・実績面・サポート面とバランスが良く、法人からも個人からも人気。 |
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おすすめプラン | スタンダードプラン | |||
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特徴 |
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デメリット・注意点 |
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プラン | 月額費用 | WordPress | 無料ドメイン | バックアップ |
スタンダードプラン | 990円〜 | ◯ | ◯ | ◯ |
プレミアムプラン | 1,980円〜 | ◯ | ◯ | ◯ |
ビジネスプラン | 3,960円〜 | ◯ | ◯ | ◯ |
※初期費用は全プラン無料
エックスサーバーは、国内シェアNo1の大手レンタルサーバーで個人にも法人にも人気のある王道サーバーです。
月額990円のスタンダードプランでWordPressホームページやブログで十分な性能を提供しています。
価格とサーバー性能・機能およびサポートのバランスが良いのが特徴で、ネットにも情報が多く個人にも法人にもおすすめできる代表的なレンタルサーバーです。
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なお、エックスサーバーは共用サーバーだけでなく、VPS(Virtual Private Server)サービスやゲームの特化したVPSも提供しています。VPSサービスの方に興味のある方は下記の記事をご覧ください。
エックスサーバーを使った感想まとめ
老舗シェアNo1でサポートがしっかりしており、個人・法人ともに安心して利用でき、ネット・本でも情報がたくさん掲載されていて、おおむね評判も良好です。
反面、小さいサイトを運営する場合はさくらやロリポップなどもっと安いプランで十分な場合もありますので、コスト重視で小さなサイト運営する場合は、ほかのサーバーでも良いかもしれません。
(関連)レンタルサーバーおすすめ比較13選・WordPress高速対応
エックスサーバーはこんな人におすすめ
エックスサーバーは下記のような人・法人におすすめです。
エックスサーバーはこんな人におすすめ
- サーバー会社の運営実績・サポートを重視する法人・個人
- アクセス(PV)重視のブログ型サイトを作る予定の人
- サーバースペック重視・安定性重視の人
- 利用者が多い・ネット上にたくさんの情報がある方が良い人
なお、エックスサーバーはアダルトジャンルのサイト運営は利用規約で禁止されています。
「アダルトは運営しないよ」という方でも肌の露出の激しい画像やグッズ・マッチングアプリ系は、規制対象になるリスクがあるので、最初からアダルト許可されているmixhostやシンレンタルサーバー、カラフルボックスを選んでおいた方が無難です。
アダルトジャンル可能なレンタルサーバー
エックスサーバーの良くない評判と使用して感じたデメリット
国内で最も利用者の多いレンタルサーバーですが、不満な声もあります。ここからはエックスサーバーの良くない評判と使用して感じたデメリットを紹介します。
エックスサーバーのよくない評判・口コミ
エックスサーバーの悪い口コミ・評判としては、「電話サポートの窓口が微妙・・・」というネット上の声がいくつか見受けられました。電話してもメールで改めてやりとりしてほしいというサポートからの誘導が多いようです。
実際私もサポートに問い合わせたことがありますが、その際は対応が悪いといったことはありませんでしたので、電話窓口の応対者によってばらつきがあるのかもしれません。
また、これまで10年以上安定性で群を抜いていたと評判のエックスサーバーですが、2022年の前半に少し大きめのサーバー障害発生が発生して、TwitterなどのSNSでも障害発生時は「安定性が売りなのに・・・」といった少し不安の声が挙がっていました。
しかし、いずれも早期に復旧されており対策も発表されていますので、今後の安定運営に期待です。
▼障害復旧のお知らせ
4/10 PM11:53頃から発生しておりました
当社ネットワークに接続できなくなる障害について本日AM1:50頃より順次復旧しております。
詳細につきましては、公式サイトにて後ほど別途ご報告させていただきます。大変なご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
— レンタルサーバー【エックスサーバー】 (@xserverjp) April 10, 2022
4/10 PM11:53頃~4/11 AM1:50頃までのデータセンター電源設備不具合によるネットワーク障害について(4/12 PM8:28更新)
2022年04月10日 PM11:53頃~2022年4月11日 AM1:50頃にかけて、データセンターの電源システムの故障により、冗長化していた主要ネットワーク機器が同時に停止し、
提供サービスにおきまして大規模なネットワーク障害が発生しておりました。
この度の障害で多大なるご迷惑をおかけしましことを心よりお詫び申し上げます。
障害・メンテナンス情報より | エックスサーバー公式サイト
【デメリット】小さいサイトを運営する場合は割高になりがち
エックスサーバーのデメリットは、小さいサイトを運営する場合は割高になりがちという点です。
実際問題、エックスサーバーのサーバー性能を十分使うレベルのサイトはあまり多くありません。
例えば、個人の趣味サイトや非営利のサークル活動などの小規模サイトを運営する場合、月額500円以下で利用できるロリポップやさくらレンタルサーバーで十分というケースも多いと思います。
また、最近では、ブロガーに人気でシェアを急拡大しているConoHa WINGとよく比較されますが、ConoHaWINGの方が月額料金が968円〜と若干安価に利用できます。
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エックスサーバーの良い評判と使用して感じたメリット
次に、エックスサーバーの良い評判と使用して感じたメリットをご紹介します。
国内で最も利用者の多いエックスサーバーですが、ネット上の評判も概ね良く、実際に当ブログもエックスサーバーを利用しています。
エックスサーバーの良い評判・口コミ
エックスサーバーを利用している知人やネット上の口コミを集約すると、「老舗サーバーで安定して安心して利用できる」「エックスサーバーを選んでおいてよかった」「これだけの性能・機能をこの価格帯で利用できるのはすごい」といった声が多いです。
実際に8年近くエックスサーバーを使っていますが、他社のサーバーの場合は「(細かいところの機能で)これができない・・」という機能が大体1,2箇所くらいはあります。
エックスサーバーの場合は一通りの機能が揃っており他社ができることは大体なんでもできるので安心して利用できます。
WordPressがハッキングされて何回初期化して復旧しても再度不正ファイルが設置されてしまい原因特定できず困っていたが、サポートに問い合わせた際に原因特定をサポートしてくれて助かった。(知人Rさん)
ちょいちょいサポートに問い合わせしていますが、だいだい即日か翌日には返信があって早いので助かっています。(知人Hさん)
ここからは、実際にエックスサーバーを利用して感じたメリットを紹介していきます。
【メリット】老舗でシェアNo1なので個人・法人の利用者数が多い
一つ目のメリットは、老舗でシェアNo1なので個人・法人の利用者数が多いという点です。
利用者数が多いので、困ったときにネットで調べたり、SNSで発信すると誰かが助けてくれるコメントをされているシーンもよく見かけます。
初心者に使いやすいように契約と同時にWordPressサイトを開設できる機能も備えつつ、サーバーに詳しい中上級者まで使いような機能や設定まで備わっています。
【メリット】サポートがしっかりしている
二つ目のメリットは、サポートがしっかりしている点です。
全プランでメール・チャット・電話サポートがついており、サーバー契約時点でサーバー側で自動バックアップが取られているため万一の時も安心です。
電話での問い合わせは時間が平日10〜18時と決まっていますが、メールでの問い合わせは365日24時間体制で減速24時間以内には返事が来ます。
メールでのお問い合わせ
24時間365日受け付けております。返答メールにつきましては、お問い合わせをいただいてから24時間以内に返信をいたします。
サポートについて | エックスサーバー
利用者数も多いため、カスタマーサポートのノウハウも蓄積されていることが期待できます。
【メリット】無料ドメイン2個・有名WordPressテーマ割引などコスパも良い
三つ目のメリットは、もともとレンタルサーバーの中では価格は少し高い目でしたが、ここ数年では無料独自ドメイン2個ついたりかなりコスト的にもお得になったことです。
割引キャンペーンもよく開催しているため、初回契約時(最大3年契約)では実質月額6〜700円ほどで利用できることも多いです。
最近では、WordPressの人気テーマ「Snow Monkey(スノーモンキー)」や「Swell(スウェル)」の割引特典も加えられました。
ホームページやブログ利用で非常に人気の高い両テーマを利用する予定の方にお得です。
【メリット】サーバー性能がよいので安定稼働・大量アクセスにも強い
四つ目のメリットは、サーバー性能がよいので安定稼働・大量アクセスにも強い点です。
「KUSANAGI」のWordPress高速化技術のほか、NVMe型SSD・第3世代CPU「AMD EPYCTM」などが採用された1台当たり1千万円を超える最新の商用サーバー機器が使用されています。
月額500円以下の格安サーバーと違い、高速高性能のサーバー環境とサーバーリソース管理により、一般的なホームページやブログであれば快適な環境で利用できます。
エックスサーバーの提供プランとスペック・機能
エックスサーバーでは、スタンダードプランの他に、さらに上位のプレミアムプラン、ビジネスプランも提供されています。
このなかで、おすすめはスタンダードプランです。
エックスサーバーの基本スペック・性能
下記は、エックスサーバーの各プラン比較です。スタンダードプランでも基本的に十分なスペック・性能があり後からプラン変更も可能です。まずはスタンダードプランからで良いでしょう。
エックスサーバープラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | ビジネスプラン | |
---|---|---|---|---|
料金・価格 | 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 990円〜 | 1,980円〜 | 3,960円〜 | |
無料独自ドメイン | ◯(2個) | ◯(2個) | ◯(2個) | |
Webサーバー機能 | ストレージ種類 | SSD(NVMe) | SSD(NVMe) | SSD(NVMe) |
ストレージ容量 | 500GB | 600GB | 700GB | |
転送容量制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
独自ドメイン上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
MySQL個数上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
PHP | ◯(FastCGI) | ◯(FastCGI) | ◯(FastCGI) | |
Webフォント提供 | あり モリサワフォント33書体 |
あり モリサワフォント33書体 |
あり モリサワフォント33書体 |
|
Webフォント利用制限 | ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:75,000PV/月 |
ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:75,000PV/月 |
ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:75,000PV/月 |
|
メール機能 | メールアカウント作成数制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールボックス容量 | 20GB/1アドレス | 20GB/1アドレス | 20GB/1アドレス | |
メール1通のサイズ制限 | 100MB/送信 ※受信は制限なし |
100MB/送信 ※受信は制限なし |
100MB/送信 ※受信は制限なし |
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メール送信数制限 | 1,500送信/時間 15,000送信/日 |
1,500送信/時間 15,000送信/日 |
1,500送信/時間 15,000送信/日 |
|
メーリングリスト機能 | ◯(20件) 1リスト500アドレスまで |
◯(30件) 1リスト500アドレスまで |
◯(40件) 1リスト500アドレスまで |
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メールマガジン機能 | ◯(10件) 1メルマガ1,000アドレスまで |
◯(15件) 1メルマガ1,000アドレスまで |
◯(20件) 1メルマガ1,000アドレスまで |
|
サポート面 | バックアップ | ◯(14日間) | ◯(14日間) | ◯(14日間) |
復元機能(データ取得) | ◯ | ◯ | ◯ | |
メールサポート | ◯(24時間以内返答) | ◯(24時間以内返答) | ◯(24時間以内返答) | |
チャットサポート | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | |
電話サポート | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | |
プラン変更 | 可能 |
(※)2024年9月1日時点の税込定価表示
契約期間ごとの月額費用を比較
エックスサーバーの各プランにおける契約期間別価格の比較です。契約期間が長いほど、月額単価が安くなります。
項目 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用(3ヶ月契約) | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
月額費用(6ヶ月契約) | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
月額費用(1年契約※) | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
月額費用(2年契約※) | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
月額費用(3年契約※) | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
(※)2024年8月1日時点の税込定価。(※)独自ドメインが最大2つ利用可能
1年以上の契約で無料ドメインが利用できます(2年以上で最大2個)。その他定期的に実施されているキャンペーンの適用条件になっていたりするので、契約するなら1年以上がおすすめです。
エックスサーバーで注目したい機能ポイント
ここでは、エックスサーバーで備わっている機能をいくつかご紹介します。
WordPressを始めやすい
エックスサーバーはWordPressクイックスタート機能により、サーバー契約と同時に独自ドメイン取得&WordPress開設・SSL化までを実施する機能があります。
独自ドメインでWordPressインストール・SSL化などが初心者の方が最初に躓きやすいので、そういった点が楽にクリアできるのでWordPressを初心者でも始めやすくなっています。
なお、実際にWordPressを始める手順については後述の「エックスサーバーでWordPressを始める方法」をご参照ください。
バックアップ・復元機能は契約時点で備わっていて安心
エックスサーバーは、どのプランでもサーバー契約と同時に、自動でサーバーバックアップされており、無料で復旧データも取得・復元もできるので親切です。
初心者の方でWordPressサイトを運営している際になんらかの万一サイトが壊れた・データを削除してしまったというときに復旧作業が大変ですが、エックスサーバーの場合は初心者の方でも比較的簡単にサーバー側で復元処理をすることができます。
セコムセキュリティ診断、およびWeb改ざん検知(ビジネスプラン)によるセキュリティ対策を実施
セコムセキュリティ診断による脆弱性診断
エックスサーバーは、全プランでセコムセキュリティ診断サービスを取り入れており、安心できるサーバー・ネットワーク環境を提供しています。
定期的なネットワーク上の脆弱性を診断により定期的なセキュリティチェックがされています。
Web改ざん検知機能(ビジネスプランのみ)
最上位のビジネスプラン(およびエックスサーバービジネス)では、クラウドセキュア株式会社のWeb改ざん検知機能も取り入れており、Webサイトの改ざんやマルウェア等が確認されたときは、すぐにメール通知されます。
万一ハッキングを受けた場合にいち早く発見して被害を最小限に防ぐことができるので、法人でWordPressサイトなどを運用している場合やEC・会員サイト機能を取り入れている場合には特に心強い機能です。
本機能は、クラウドセキュア株式会社のWeb改ざん検知 を利用し、Webサイトの改ざんやマルウェア等を検知する機能です。
「Web改ざん検知設定」を有効にすると、お客様のWebサイトを毎日自動巡回・診断し、Webサイトの改ざんやマルウェア等が確認されたときは、すぐにメール通知を行います。
安全性を確認したWebサイトには、診断日付が記載したセキュアシールを発行し、サイト上に掲載することで、訪問者に安全性の配慮をアピールすることができます。
Web改ざん検知機能 | 公式サイトより引用
サーバープランはアップグレードもダウングレードも可能
エックスサーバーは一度サーバー契約してから、途中で上位プランまたは、下位プランに変更することが可能です。
そのため、最初は下位プランのスタンダードプランから初めて、必要に応じて上位プランにアップグレードすることができます。
このほかにも、データベース作成無制限、転送量無制限、FTPアカウントは複数作成可能、ドメイン毎のPHPバージョン変更可能など、他社と比較しても一通りの性能・機能を提供しています。
他社サーバー含めた比較については「レンタルサーバーおすすめ比較13選・WordPress高速対応」をご参照ください。
エックスサーバーとシンレンタルサーバーとの違い
シンレンタルサーバーは、エックスサーバーのシステムをベースとしてWordPressに特化した高速動作環境のレンタルサーバーサービスです。
シンレンタルサーバーとエックスサーバーとの大きな違いは、「最新性能・機能」を重視しているか、「安定性」を重視視しているかの違いです。
「エックスサーバー」と何が違う?
「シンレンタルサーバー」は革新性、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いたサービスです。「シンレンタルサーバー」では、新機能の迅速な実装を目指す一方、「エックスサーバー」では、新機能の採用は膨大な検証データを元に慎重に導入が検討されます。また、「シンレンタルサーバー」は「エックスサーバー」と異なり、1ユーザー当たりのCPU/メモリリソースの割り当てが厳格に設定されています。
価格帯も月額770円から利用可能(エックスサーバーよりも月額200円安い)で、通常のエックスサーバよりも安価に利用できる点がメリットです。
シンレンタルサーバーとエックスサーバーの比較表
以下は、シンレンタルサーバーとエックスサーバーの比較表です。
重要視(性能か安定性か)する内容の他、エックスサーバーよりもリソース管理(仮想メモリや仮想CPUなど)が厳格に管理されていることも特徴です。
シンレンタルサーバー ベーシックプラン |
エックスサーバー スタンダードプラン |
|
---|---|---|
価格 | 月額770円〜 | 月額990円〜 |
無料独自ドメイン | 最大1個 | 最大2個 |
ディスク容量 | 500GB | 700GB |
サーバー性能 | ほぼ同等 | |
より重視する内容 | 最新性能・コスパ | 安定性・サポート |
1契約あたりのリソース上限値 ※理論上最大限使えるリソース |
あり vCPU6コア/メモリ8GB |
個別の上限設定なし CPU128コア/メモリ1024GB |
1契約あたりのリソース保証 ※理論上最低限使えるリソース |
個別の下限設定なし リザーブドプランはあり |
あり CPU6コア/メモリ8GB |
サポート | メール・電話 | メール・チャット・電話 |
WordPress有料テーマ割引特典 | XWRITE | Snow Monkey, Swell, Emanon Business, XWRITE,LIQUID INSIGHT,Nishiki Pro |
アダルトジャンル運営 | ◯ | × |
他ユーザーの高負荷利用の影響を受けにくいというメリットがある一方、自サイトがアクセス急増などで高負荷になった際に制限されてしまう可能性があるというデメリットもあります。
できるだけ安定性を求める企業や無難な方を選びたい初心者には通常のエックスサーバーの方がおすすめです。
シンレンタルサーバーについての詳細は「シンレンタルサーバーの特徴やメリット・デメリット」をご参照ください。
エックスサーバーとエックスサーバービジネスとの違い
エックスサーバービジネスは、法人・企業を主対象にしたレンタルサーバーサービスです。
下記はエックスサーバーとエックスサーバービジネスの主な違いです。サーバースペックに大きな違いはありませんが、サポート・セキュリティがより強化されていることがわかります。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
エックスサーバービジネス (スタンダードプラン) |
---|---|---|
値段 | 月額990円〜 | 月額3,752円〜 |
ディスク容量 | 500GB | 700GB |
基本的なWebサーバー性能 | 同じ | |
Web改ざん検知 | × | ◯ |
無料設定代行 | × | ◯ |
無料HP作成代行 | × | ◯ |
SLA(稼働率保証制度) | × | ◯ |
サポート | 同じ(メール/電話/チャット) | |
プラン変更 | ◯ | △(上位プラン変更のみ) |
デメリットとしては、通常のエックスサーバーが初期費用無料・月額990円程度なのに対して、エックスサーバービジネスは初期費用16,500円・月額3,752円と4倍近くの値段がかかります。
スペック的大差はないので、より厳密なセキュリティやサポート体制にこの価格差を許容できるかどうかが判断の分かれ目です。
エックスサーバービジネスはこんな人におすすめ
エックスサーバービジネスがおすすめな人 | エックスサーバーがおすすめな人 |
---|---|
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エックスサーバービジネスについては「【法人向け 】エックスサーバービジネスの特徴とエックスサーバーとの違い」に詳しく紹介しています。
エックスサーバーでWordPressを始める方法
エックスサーバーでは、WordPressクイックスタート機能でサーバーと同時に独自ドメインでWordPressサイトを作成することができます。
ここでは、エックスサーバーでのWordPressを始める手順を簡単にご紹介します。
まずエックスサーバーにアクセスしてアカウントを作成しましょう。エックスサーバーしてトップページに移動してください。
エックスサーバーのページにて、サーバー無料お試し「お申し込みはこちら」をクリックします。
「10日間お試し 新規お申し込み」をクリックします。
サーバー契約情報を入力します。ここでは、スタンダードプランを選択して、「WordPressクイックスタートを利用する」にチェックを入れます。
- 「サーバーID」は自動で生成されるIDで構いません。もしくは屋号など自分で決めた値を設定することもできます。サーバーIDは初期ドメイン(サーバーID.xsrv.jp)に使われたり、サーバーパネルにログインする際に利用します。ID名は後から変更できませんが、独自ドメインを利用する場合一般のサイト訪問者にはサーバーIDは見えませんのでどんな文字列でも気にする必要はありません。
- プラン:通常のホームページ・ブログの解説であればスタンダードプランで十分です。あとからプラン変更も可能です。
WordPressクイックスタートの注意事項の確認画面が表示されます。「確認しました」をクリックします。
元の画面に戻ります。期間を12ヶ月以上(無料独自ドメインの利用条件)で、選択します。
契約期間や取得したいドメイン名を入力します。すでに誰かが取得している場合はエラーになるので、その場合はドメイン名を変更して「取得可能」と表示されるように命名し直してください。
(関連)独自ドメインとは。取得するメリットや取得方法を解説
ページ下部でWordPressインストール情報(※)を入力して、「XServerアカウントの登録に進む」をクリックします。
- ブログ名:サイトのタイトル(例. ホームページの作り方・WordPressの使い方ブログ)を入力
- ユーザー名:半角英数文字で任意の名前を入力します
- パスワード:できれば10桁以上の類推されにくい複雑なパスワードにしましょう
- メールアドレス:任意の自分のメールアドレスを入力します(WordPressのパスワード忘れ時などに利用します)
- 利用テーマ:WordPressのデザインテンプレートです。ここではWordPressデフォルトの標準テーマを選択します(後で変更可能)。(関連)Cocoonなどの他テーマ選択しても構いません
以降、サーバーアカウント情報などの登録を進めていきます。手順が長くなるためここでは割愛しますが、詳しい手順・続きについては「エックスサーバーWordPressクイックスタートのやり方」に記載していますのであわせてご参照ください。
まとめ
まとめです。今回は、レンタルサーバーサービスを提供している「エックスサーバー」を使ってみた感想やメリットデメリットについてご紹介しました。
エックスサーバーは評判も良く、性能・価格ともにバランスの良いレンタルサーバーですので、選択して失敗の可能性は低いでしょう。
エックスサーバーを使ったWordPressの始め方は「【WordPress始め方】ワードプレスブログの作り方 総まとめ」をご参照下さい。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
(関連記事)おすすめのレンタルサーバー
エックスサーバー含めた、おすすめのレンタルサーバーの選び方・比較については「レンタルサーバーおすすめ比較13選・WordPress高速対応」をご参考ください。
そのほかのサーバー関連記事はこちら
・サーバー契約〜WordPressインストール方法
・ロリポップ常時SSL設定
・ロリポップ!FTPの使い方
・ phpバージョンアップ・切り替え方法
・403エラー対処法/WAF設定
・ WordPressアップロードサイズ拡張方法
・サーバー契約〜WordPressインストール手順
・メールアドレス作成とAndroid受信設定
・phpバージョンアップ・切り替え方法
・WordPressアップロードサイズ拡張方法
・バックアップ機能
・ステージング(検証環境構築)機能
・Whois情報変更方法