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【シンレンタルサーバー】評判・デメリットやXSERVERとの違い

レンタルサーバー選びの際に、シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違いやデメリットについて気になっている人も多いです。

シンレンタルサーバーはエックスサーバーとほぼ同等の性能を持つサーバーで、エックスサーバーより安価に運用したい個人におすすめのレンタルサーバーです。

WordPress初心者や安定性・実績重視の法人なら、通常のエックスサーバーがおすすめです。

今回は、高速&高コスパサーバー「シンレンタルサーバー」の評判やエックスサーバーとの違いをご紹介します。
 

 

本記事は、2024年6月15日時点で更新した情報です。WEBST8の主観による評価も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトをご確認ください。

 

シンレンタルサーバーの特徴や評判・口コミ

シンレンタルサーバーの特徴とエックスサーバーとの違い

シン・レンタルサーバー評価チャート(コスパ・機能・性能・使いやすさ・サポート)※当サイト独自
おすすめ度:

エックスサーバーをベースに高速化チューニングしたサーバー。エックスサーバーよりも安価でアダルトジャンル可能

メリット
  • ドメイン1個無料
  • 無料体験利用あり
  • プラン変更上位・下位共に可能
  • WordPressサイトの設定が可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • メールサポート24時間以内返信(土日祝も対応)
  • リソース上限管理機能あり(CPU/メモリ)
  • アダルト系サイト運営可能
デメリット
  • 無料ドメインは1個・チャットサポート非対応など一部サービスがエックスサーバーより弱い
プラン 月額費用 WordPress 無料ドメイン バックアップ
ベーシックプラン 770円〜 ◯(1個)
スタンダードプラン 1,540円〜 ◯(1個)
プレミアムプラン 3,080円〜 ◯(1個)

※初期費用は全プラン無料


 

シンレンタルサーバー(旧シン・レンタルサーバー)は、エックスサーバーとほぼ同じ管理画面・サーバー性能・機能をもつレンタルサーバーです。

ただし、シンレンタルサーバーは一部を削って「価格の安さ」を実現しています。一方、エックスサーバーは価格が高い分「安定性・サポート」を重視視しています。

具体的な違いは下記の通り。シンレンタルサーバーの方がより安価に使えてアダルトジャンルのサイトも運営可能です。

シンレンタルサーバー
ベーシックプラン
エックスサーバー
スタンダードプラン
価格 月額770円〜 月額990円〜
無料独自ドメイン 最大1個 最大2個
ディスク容量 500GB 700GB
サーバー性能 ほぼ同等
より重視する内容 最新性能・コスパ 安定性・サポート
1契約あたりのリソース上限値
※理論上最大限使えるリソース
あり
vCPU6コア/メモリ8GB
個別の上限設定なし
CPU128コア/メモリ1024GB
1契約あたりのリソース保証
※理論上最低限使えるリソース
個別の下限設定なし
リザーブドプランはあり
あり
CPU6コア/メモリ8GB
サポート メール・電話 メール・チャット・電話
WordPress有料テーマ割引特典 XWRITE Snow Monkey, Swell, Emanon Business, XWRITE,LIQUID INSIGHT,Nishiki Pro
アダルトジャンル運営 ×

 
 

「エックスサーバー」と何が違う?
「シンレンタルサーバー」は革新性、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いたサービスです。「シンレンタルサーバー」では、新機能の迅速な実装を目指す一方、「エックスサーバー」では、新機能の採用は膨大な検証データを元に慎重に導入が検討されます。また、「シンレンタルサーバー」は「エックスサーバー」と異なり、1ユーザー当たりのCPU/メモリリソースの割り当てが厳格に設定されています。

 

関連【エックスサーバー歴7年】評判 口コミや特徴 デメリットを解説
関連【エックスサーバービジネス】個人・法人向けの違いと特徴

 

シンレンタルサーバーの良い評判と良くない評判

良い評判・口コミ

良い評判としては「月額料金がエックスサーバーより安いのが魅力」「エックスサーバーに慣れているWordPress利用者におすすめ」といった満足の声があります。

サーバースペックも高いので「他のサーバー会社から引越ししたら驚くほど早くなった」との声もありました。
 

良くない評判・口コミ

一方良くない評判として、「リソース管理が厳格な分制限に引っかからないか不安」「まだまだ稼働実績が少ないためちょっと不安」といった声もありました。

また2022年の前半に少し大きめのサーバー障害発生が発生して、TwitterなどのSNSでも障害発生時は「安定性が売りなのに・・・」といった少し不安の声が挙がっていました。

当時の障害については再発防止の対策も発表されていますので、今後の安定運営に期待です。

 

シンレンタルサーバーのプラン比較

シンレンタルサーバーのプランは下記の通りです。

プラン変更は可能なので、通常のサイトであればベーシックプランで十分です。

プラン ベーシック スタンダード プレミアム
初期費用 無料 無料 無料
月額費用 770円〜 1,540円〜 3,080円〜
無料独自ドメイン ◯(1個) ◯(1個) ◯(1個)
リソース上限値(vCPU) 6コア 8コア 10コア
リソース上限値(メモリ) 8GB 12GB 16GB
ストレージ容量 700GB 1000GB 1200GB
転送容量制限 900GB/1日 1,200GB/1日 1,500GB/1日
独自ドメイン上限 無制限 無制限 無制限
MySQL個数上限 無制限 無制限 無制限
メールサポート ◯(24時間以内返答) ◯(24時間以内返答) ◯(24時間以内返答)
チャットサポート × × ×
電話サポート ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00)

(※)2024年9月1日時点の税込定価表示


 

シンレンタルサーバーを使った感想まとめ

シンレンタルサーバーを実際に使ってみたところ、使用感はほとんどエックスサーバーと同じです。
 
以前はシンレンタルサーバーの方がKUSANAGI導入(※)によりWordPress超高速化を実現と謳っていましたが、現在はエックスサーバーにも導入済みで性能的にはほとんど同じです。
 
価格は月額770円〜とエックスサーバーよりも安いので、価格を抑えたい個人ブロガーにおすすめです。
 
注意点としては、無料独自ドメインが1個(エックスサーバーは2個)、チャットサポートなしなど、価格体系を抑えている分一部サービスは削られています。

不明点をインターネットで探してもほとんどエックスサーバーのことばかりヒットして、シンレンタルサーバーの情報はまだ少ないです。

安定性を求める企業や初心者には通常のエックスサーバーの方が良いでしょう。
 


 

おすすめレンタルサーバー

他社含めたおすすめのレンタルサーバーは「レンタルサーバーおすすめ比較13選・WordPress高速対応」をご参照ください。

 

シンレンタルサーバーのデメリット・注意点

安定性・実績はエックスサーバーよりも弱い

一つ目のデメリットは、安定性・実績はエックスサーバーよりも弱いという点です。

サーバー全体に影響を与えるような最新機能の導入は「先にシンレンタルサーバー」 → 「追ってエックスサーバー」という流れのため、今後不具合が起きないとも限りません。

また、エックスサーバーより利用ユーザーが少なくネットで検索してもエックスサーバーのことばかりヒットするため、情報を探しにくい側面もあります。

安定性を重要視する企業や初心者には通常のエックスサーバーがおすすめです。
 

リソースの使いすぎで制限がかかる可能性がある

二つ目のデメリットはリソースの使いすぎで制限がかかる可能性がある点です。

1ユーザー単位でより厳格にCPU・メモリ・転送量管理をしているため、負荷の大きいサイトやドメインの入れすぎ、リソース使いすぎに注意する必要があります。

(※)シンレンタルサーバーに限らず他ユーザーに悪影響を与える使い方をしている場合は何かしらの制限がされる場合があります。
 

チャット非対応など一部サービスが削られている

三つ目のデメリットは、チャットサポート非対応など一部サービスがエックスサーバーと比べて一部サービスが削られている点です。

具体的には下記の通りです。

シンレンタルサーバー
ベーシックプラン
エックスサーバー
スタンダードプラン
無料ドメイン 最大1個 最大2個
チャットサポート ×
WordPressテーマ割引特典 XWRITE Snow Monkey, Swell, Emanon Business, XWRITE,LIQUID INSIGHT,Nishiki Pro

サーバー機能や性能はほとんどエックスサーバーと同じですが、細かい点をみていくと価格が抑えられている分、若干の制限があります。
 

シンレンタルサーバーの良い点・メリット

ここからは、シンレンタルサーバーを利用するメリットについてご紹介します。

エックスサーバーよりも安く利用できる

一つ目のメリットは、シンレンタルサーバーは月額770円〜とエックスサーバー(月額990円〜)もよりも安価に使える点です。

サーバー性能・機能もエックスサーバーとほぼ同じです。エックスサーバーに慣れていて、より安価に利用したいというニーズに応えられるのは大きなメリットです。

シンレンタルサーバーとエックスサーバー(共にスタンダードプランの比較) 

シンレンタルサーバーとエックスサーバーの価格比較 2023年12月時点


 

アダルトジャンルのサイトが運営可能

二つ目のメリットは、アダルトジャンルのサイトが運営可能という点です。

エックスサーバーはアダルトジャンルのサイトの運営が禁止なのに対して、シンレンタルサーバーは運営許可されています。

アダルトサイトの運営は可能ですか?
はい、可能です。ただし、無修正・児童ポルノなど、法令又は公序良俗に反する内容は禁止しております。詳しくは「シンレンタルサーバー利用規約」をご参照ください。
よくある質問 - アダルトサイトの運営は可能ですか? | シンレンタルサーバー

 

「アダルトは運営しないよ」という方でも肌の露出の激しい画像やグッズ・マッチングアプリ系など、アダルト系と判断されると規制対象になる場合があります。

グレーゾーンになりそうなら、最初からアダルト許可のサーバーを選んでおいた方が無難です。

アダルトジャンルが許可されているレンタルサーバーには他に、mixhostやカラフルボックスなどもありますが、シンレンタルサーバーは特に安価に利用できます。

シンレンタルサーバー
ベーシックプラン
mixhost
スタンダードプラン
カラフルボックス
アダルトBOX2プラン
月額費用 770円〜 1,320円〜 1,320円〜

※3年契約・定価ベースでの記載

関連【mixhostの評判は?】料金・おすすめプランやデメリット
関連【カラフルボックス】評判やメリット・デメリット
 

他のユーザーの過負荷の影響を受けにくい

三つ目のメリットは、CPUやメモリがリソース管理されていているので、他ユーザーの影響を受けにくいという点です。

エックスサーバーと違って、一契約アカウントごとにリソース上限値(メモリやCPUなど)が設定され、他ユーザーの過負荷な使い方の影響を受けにくいメリットがあります。

※なお、通常プランでは、リソース上限値は設定されているものの、リソース保証(最低限使えるリソースの保証値)はされていません。リソース保証はリザーブドプランで対応されています。

 

管理画面はエックスサーバーと同じで使いやすい

四つ目のメリットは、管理画面はエックスサーバーと同じで使いやすいという点です。

WordPressクイックスタート機能により、契約と同時に独自ドメインでWordPressブログを開設できるため、初心者でもつまづくことなく始められます。
シンレンタルサーバー WordPressクイックスタート
 

エックスサーバーを利用したことがある人に馴染みがある操作感になっています。

シンレンタルサーバー 管理画面

シンレンタルサーバー 管理画面


 

シンレンタルサーバーの始め方・WordPress開設手順

ここからは、シンレンタルサーバーの契約から、独自ドメインでWordPressインストールまでの手順を説明します。
 

シンレンタルサーバーを契約する

シンレンタルサーバーのトップページに移動して、お申し込みボタンをクリックします。
シンレンタルサーバートップページ

 

初めてご利用のお客様を選択します。
初めてご利用のお客様を選択

 

サーバー契約内容を入力します。
サーバー契約内容を入力

 

取得したい独自ドメイン情報を入力します。
取得したい独自ドメイン情報を入力

 

WordPressインストール情報を入力します。
WordPressインストール情報を入力

 

シンレンタルサーバーの管理アカウント(シンアカウント)を入力します。
シンレンタルサーバーの管理アカウント(シンアカウント)を入力

 

クレジットカード情報を入力。利用規約に同意して次に進みます。
クレジットカード情報を入力。利用規約に同意して次に進む

 

先ほど入力したメールアドレス宛にメールが来るので、メールアドレスに記載の6桁のコードをコピーします。
メールアドレスに記載の6桁のコードをコピー

 

メールアドレスに記載の6桁のコードを貼り付けて次に進みます。
6桁のコードを貼り付けて次に進む

 

内容を確認して次に進みます。
内容を確認して次に進む

 

電話認証画面に移動します。電話番号を入力して認証コードを取得します。
電話認証画面。電話番号を入力して認証コードを取得する

 

SMSの場合、ショートメールがくるので記載のコードをメモします。
SMSに記載のコードをメモ。

 

SMSに記載されている番号を入力して次に進みます。
SMSに記載されている番号を入力

 

契約完了。いったん閉じます。
契約完了。いったん閉じる

 

シンアカウント管理画面です。特にここで何か操作は必要ありませんが、「サーバー管理」ボタンをクリックすると、各種サーバー設定ができますので覚えておきましょう。
サーバー管理画面。

 

サーバー管理画面です。ここからメールアドレス作成や各種技術的な設定をすることができます。
サーバー管理画面。基本はここまででOK

 

それでは、WordPressのインストールが完了したら、早速WordPressにログインしましょう。

WordPressにログインする方法

WordPressにログインするには、「http(s)://WordPressをインストールしたドメイン名/wp-admin/」でアクセスします。
 

WordPress管理画面用のURL
 
http(s)://WordPressをインストールしたサイトのURL/wp-admin/
(例. https://xxxx.xxx/wp-admin/)

 

管理画面URLにアクセスすると下記のログイン画面が表示されます。サーバー契約時に入力したWordPressのユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードを入力するとログインできます。
WordPressのログイン画面
 

最初はエラー画面が出ることがありますが気にしなくてOK

開設してすぐにWordPressにアクセスすると、下記のような「この接続ではプライバシーが保護されませんというエラー画面」、または「無効なURL」と表示されますが、気にしなくてOKです。
通常1時間〜2,3時間くらい経過すると反映されるようになるので、しばらく待ってから再度アクセスしてみましょう。
 

■この接続ではプライバシーが保護されません
この接続ではプライバシーが保護されません
■無効なURL
まだ反映待ちの状態。しばらく待ちましょう

 

下記のような管理者画面が表示されればOKです。
WordPress 管理者画面
 

WordPressの使い方は「【総まとめ版】初心者向けWordPress(ワードプレス)の使い方」をご参照ください。
 

まとめ

まとめです。今回は、シンレンタルサーバーの評判やメリット・デメリットをご紹介しました。

シンレンタルサーバーはエックスサーバーとほぼ同等の性能を持ち、エックスサーバーより安価に運用したい個人におすすめです。

一方WordPress初心者や安定性・実績重視の法人なら、通常のエックスサーバーがおすすめです。

いずれにしてもサーバーはどちらも高速高性能なので、どちらを選んでも快適なサイト運営ができると思います。

 

 

なお、そのほかのおすすめレンタルサーバーは「レンタルサーバーおすすめ比較13選・WordPress高速対応」をご参照ください。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

 

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