コアサーバーはspan class="huto">高スペック環境で月額220円〜と安価にWordPressを利用できるコスパの良いレンタルサーバーの一つです。
デメリットは、初心者にとっては管理画面操作がわかりづらい点です。無料独自ドメインもサーバー申し込み後30日以内の指定手続きを忘れていると有料ドメイン扱いになってしまう点です。
今回は、GMOデジロック社のコアサーバーの特徴や評判、および注意点をご紹介します。
本記事は、2025年5月時点で更新した内容です。最新の正確な情報は公式サイトで確認ください。
「コアサーバー」の特徴と評判・口コミ
おすすめ度:
- 管理画面・操作がわかりづらく無料独自ドメインも30日以内の申請手続きが必要
- V2・V1環境とプラン体系が分かりづらく制約が複雑
- 電話サポートなし(Core-Zのみ対応)
プラン | 初期費用 | 総額(3年契約) | 総額(1年契約) | 容量 | WordPress | 無料ドメイン | バックアップ/復元 | 電話サポート |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CORE-X | 1,650円 | 15,690円 / 月390円 | 7,986円 / 月528円 | 500GB | ◯(7世代) | ◯(1個) | ◯ | × |
CORE-Y | 1,650円 | 26,490円 / 月690円 | 13,530円 / 月990円 | 700GB | ◯(15世代) | ◯(1個) | ◯ | × |
CORE-Z | 1,650円 | 73,290円 / 月1990円 | 31,530円 / 月2490円 | 1000GB | ◯(15世代) | ◯(1個) | ◯ | ◯ |
コアサーバーは、高速SSD、無料SSL、WordPressに対応しているレンタルサーバーです。月額220円〜と安価な値段からWordPressを利用できることが強みです。
コアサーバーの運営元のGMOデジロック社(GMO Digirock)は日本国内で第4位のシェアがあり、幅広く利用されています。
コアサーバーのメリットは、同価格帯ではかなり高いコストパフォーマンスで利用できる点です。
一方デメリットは、無料独自ドメインの手続きが少し面倒で(操作を忘れるとドメインは有料に)、管理画面も煩雑であまり初心者向きではないです。
おすすめプランとV1環境とV2環境の違い
コアサーバーには大きくV1環境(従来サーバー環境)とV2環境(新サーバー環境)があります。
従来環境であるV1環境は安価なもののそれ以外の利用メリットが薄いため、コアサーバーを利用するなら、V2がおすすめです。
V1環境 | V2環境 | |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | 1,650円 |
対象プラン | CORE-Mini / CORE-A / CORE-B / CORE-C | CORE-X / CORE-Y / CORE-Z |
価格 | 220円〜 | 390円〜 |
無料独自ドメイン | × | ◯ |
自動バックアップ | ◯ | ◯ |
サーバー性能 | △
|
◯
|
プラン変更 | 不可 | 可能 |
+ 各プラン詳細スペックを見る
環境
V2環境
V1環境
プラン
CORE-X
CORE-Y
CORE-Z
CORE-Mini
CORE-A
CORE-B
CORE-C
初期費用
1650円
1650円
1650円
無料
無料
無料
無料
月額料金(3年契約)
390円
690円
1990円
220円
440円
880円
2750円
月額料金(1年契約)
528円
990円
2490円
264円
528円
1056円
3300円
無料独自ドメイン
1個
1個
1個
0個
0個
0個
0個
ストレージ種類
SSD(NVMe)
SSD(NVMe)
SSD(NVMe)
SSD
SSD
SSD
SSD
ストレージ容量
500GB
700GB
1000GB
300GB
600GB
800GB
1400GB
転送容量制限
無制限
無制限
無制限
無制限
無制限
無制限
無制限
独自ドメイン上限
無制限
無制限
無制限
10個
無制限
無制限
無制限
MySQL個数上限
無制限
無制限
無制限
50個
無制限
無制限
無制限
PHP
LiteSpeed PHP
LiteSpeed PHP
LiteSpeed PHP
FastCGI
FastCGI
FastCGI
FastCGI
Webフォント提供
×
×
×
×
×
×
×
メール機能
プラン
CORE-X
CORE-Y
CORE-Z
CORE-Mini
CORE-A
CORE-B
CORE-C
メールアドレス作成数制限
無制限
無制限
無制限
200個
無制限
無制限
無制限
メールボックス容量
10GB/1アドレス
10GB/1アドレス
10GB/1アドレス
10GB/1アドレス
10GB/1アドレス
10GB/1アドレス
10GB/1アドレス
メール1通の送信サイズ制限
2000MB/送信
2000MB/送信
2000MB/送信
2000MB/送信
2000MB/送信
2000MB/送信
2000MB/送信
メール送受信数制限
5,000送信/日
10,000送信/日
40,000送信/日
5,000送信/日
10,000送信/日
40,000送信/日
120,000送信/日
メーリングリスト
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
メルマガ機能
×
×
×
×
×
×
×
管理機能・サポート面
プラン
CORE-X
CORE-Y
CORE-Z
CORE-Mini
CORE-A
CORE-B
CORE-C
バックアップ
◯(7世代)
◯(15世代)
◯(15世代)
◯(15世代)
◯(15世代)
◯(15世代)
◯(15世代)
復元機能
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
メールサポート
◯
◯
◯
◯
◯
◯
◯
チャットサポート
◯(平日10:00~17:00)
◯(平日10:00~17:00)
◯(平日10:00~17:00)
◯(平日10:00~17:00)
◯(平日10:00~17:00)
◯(平日10:00~17:00)
◯(平日10:00~17:00)
電話サポート
×
×
◯(平日10:00~17:00)
×
×
◯(平日10:00~17:00)
◯(平日10:00~17:00)
プラン変更
◯(上位への変更)
×
V2はどのプランでも無料ドメイン1つ+自動バックアップ付きで、個人であればCore-Xもしくは、法人であればCore-Y以上がおすすめです。
なお、V1ーV2間でのプラン変更はできず、やや複雑なのでご注意ください。また、V1プランはV1内でのプランアップグレード・ダウングレードもできないのでご注意ください。
プラン変更について
A V2プラン(CORE-X、Y、Z)・別プランへの変更(CORE-X ↔ CORE-Yなど)
アップグレードが行えます。手順は「登録済みアカウントのプラン変更」をご確認ください。V1プラン(CORE-mini、A、B、C)
・別プランへの変更(CORE-A ↔ CORE-Bなど)
アップグレードや、ダウングレードは行っておりません。
別途ご希望のプランを契約していだだく必要がございます。
コアサーバーの良い評判とよくない評判
コアサーバーの良くない評判・口コミ
反面、「管理画面・操作方法がわかりづらい」という使い方・導入面で少しややこしいという声が目立ちました。
- ネット上であまり情報が見つからないの・管理画面がわかりづらい
- プランが分かりづらい
- サイトがよく落ちる・・
具体的にはコアサーバーに登録するとバリュードメインとコアサーバーの二つの管理画面ができます。このバリュードメインが他サービスも包括しているためコアサーバー利用者にとってグチャグチャした印象がします。



また、V1プランのCore-Miniプラン、V2環境のCore-Xプラン (V1→V2へのアップグレード不可)など、プラン環境が初心者には少しややこしいという声も見受けられました。
IT関係に苦手意識があるWordPress初心者や、月額1000円程度の予算があるならエックスサーバー、ロリポップなどの方がおすすめできます。
コアサーバーの良い評判・口コミ
コアサーバーの評判を要約すると、「わりと安い価格なのにそこそこ早く動作するからコスパが良いと思う」や「ロリポップやエックスサーバーほど知名度はないけど意外と良い」といった声が多いです。
- 最近はどんどんスペックアップしてくれて嬉しい
- 安い価格なの動作は早いしサポートからの連絡も早い
- ロリポップやエックスサーバーほど知名度はないけど意外と良い
WordPressが利用できる一番安いプランであるV1環境のCore Miniは月額220円〜から、V2環境のCORE-Xプランは月額390円〜利用できます(基本的にV2環境がおすすめ)。
コアサーバーと国内主要レンタルサーバーとの違い
コアサーバーと国内の有名レンタルサーバーとの違いは下記の通り。
コアサーバーの下位プランCORE-Xでの比較ですが、他社に比べると料金的にもかなり安価であることがわかります。
コアサーバーはこんな人におすすめ
コアサーバーは、WordPressやサーバー操作に苦手意識がないある程度の経験者の方で、安価に使いたい方におすすめです。
- 月額500円以下で高速高性能なサーバーを探している人
- 初心者向けの使いやすさなどはあまり気にしていない人
- 店舗ホームページタイプのサイトを作りたい人
コアサーバーを利用するデメリット・注意点
コアサーバーの主なデメリットは下記の通り。
- 無料ドメインの手続きが少し複雑
- 管理画面が使いづらくネット上の情報は多くないため初心者向きではない
- プランと制約が複雑。月額500円以上なら別サーバー検討の余地も
無料ドメインの手続きが少し複雑で申請期限が30日間
一つ目は、無料ドメインの手続きが少し複雑で申請期限が30日間という点です。
コアサーバーのV2プランでは無料独自ドメインが1個利用できますが、コアサーバー開設手続きを済ましただけでは無料ドメイン対象になりません。
コアサーバー申し込み時も一旦独自ドメイン代を支払う形になります。その後、無料化の手続きを済ますことでドメイン代が値引きされる形になります。
30日以内に無料ドメイン申請の適切な手続きをしていない(忘れている)と、独自ドメイン代は有料になっているため注意が必要です。
管理画面が使いづらくネット上の情報は多くないため初心者向きではない
二つ目のデメリットは、前述の無料ドメインの手続きもそうですが管理画面・操作がわかりづらく、ネット上の情報は多くないため初心者向きではないという点です。
コアサーバーでサーバー開設するとバリュードメインというサービスにもアカウント登録されます。
バリュードメインではコアサーバーの契約管理・ドメイン管理を行い、コアサーバーではサーバーの技術的な設定を行いますが、ログイン情報や管理画面が二重でできるため最初は少し混乱するかもしれません。


また、ネット上の情報もそれほど多くないため初心者が情報を見つけるのに苦労する可能性あります。
コアサーバーは安価であるというメリットがある一方、エックスサーバーやロリポップほど利用者は多くないのでネット上の情報は多くないです。
プランと制約が複雑。月額200円台なら別サーバー検討の余地も
三つ目のデメリットは、プランと制約が複雑である点です。
V1プラン-V2プラン間でのプラン変更は不可になります。
V1プランのCore-Miniは月額220円〜とかなり安価に利用できますがプラン変更不可でアップグレードできない点に注意です。
月額500円以上の価格帯ならロリポップ(ハイスピードプラン)やエックスサーバー(スタンダードプラン)、月額200円代ならアップグレード可能なロリポップ(ライトプラン)など別サーバー検討してみても良いと思います。
関連【利用歴5年強】ロリポップ!の評判と特徴・おすすめプラン比較
コアサーバーを利用するメリット
コアサーバーを利用するメリットは主に下記のような点が挙げられます。
- 安価に高速高性能なサーバーを利用できる
- V2プランは、全プラン自動バックアップ機能が用意されている
安価に高速高性能なサーバーを利用できる
一つ目のメリットは、安価に高速高性能なサーバーを利用できるという点です。
コアサーバーの場合は月額390円〜のCore-XプランでもNVMe型SSD(※)、LiteSpeed、無料独自ドメイン付き、など同価格帯のレンタルサーバープランの中では、かなり高性能・高コスパな位置付けになります。
スペック・価格帯的に近いさくらのスタンダードプランと比較しても、コアサーバーは自動バックアップ機能や無料独自ドメインがついていたりかなり魅力的です。

ロリポップ・さくら・コアサーバー比較
高速・高性能で有名な月額1,000円代のエックスサーバーやConoHa WINGを使って優位性が出るほどのサイトを運営する人は実際それほど多くありませんので、ちょっとしたホームページやブログであれば、コアサーバーの方が安価に利用できます。
知名度はロリポップやさくらのレンタルサーバーほとではありませんが、コアサーバーを運営するGMOデジロック社も国内シェア第4位と大きい会社なので安心です。
V2プランは、全プラン自動バックアップ機能が用意されている
二つ目のメリットは、V2プランは、全プラン自動バックアップ機能が用意されているという点です。
さくらのスタンダードプラン(月額436円〜)は、基本的に契約時点での自動バックアップ機能はありませんが、コアサーバーの場合は月額390円〜のCore-Xプランから自動バックアップ機能がついているため、万一のサイト障害の時にも安心です。
まとめ
まとめです。今回は、GMOデジロック社のコアサーバーの特徴やメリットデメリットをご紹介しました。
V2プランのCore-Xは月額390円〜と安価な値段で利用でき、WordPressも対応・自動バックアップ付きで、同価格帯でもかなりコストパフォーマンスが高いことが強みです。
基本的に今から契約するなら、V2(新環境プラン)前提で、個人であればCore-Xもしくは、法人であればCore-Y以上がおすすめです。
デメリットは、管理画面操作がわかりづらく無料独自ドメインも最初に申請手続きを忘れていると有料ドメイン扱いになってしまう点です。
なお、コアサーバー以外のおすすめレンタルサーバーを下記に紹介していますので、ご興味ある方は合わせてご参照ください。
レンタルサーバーおすすめ比較13選・WordPress高速対応
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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