マイクラでマルチプレイを楽しみたい場合、サーバーを利用します。
サーバーは自宅で構築する方法と、レンタルサーバーを利用する方法の2つがありますが、初心者であればレンタルサーバーを利用する方がおすすめです。
自宅サーバーは構築するのにサーバー、ネットワークに関する知識が求められるので手間がかかります。
今回は自宅サーバーとレンタルサーバーのメリット・デメリットについて解説します。
自宅サーバーのメリット
自宅サーバーとは、自宅のパソコン(サーバー)をインターネット上に公開して自宅運用するサーバーのことです。
自宅サーバーを構築するメリットは以下の通りです。
- レンタルサーバー代がかからない
- サーバーやネットワークに関する知識が身に付く
- 自由にスペックを決められる
レンタルサーバー代がかからない
1つ目は、レンタルサーバー代がかからないという点です。
レンタルサーバーを利用する場合、利用料として月額固定料金が数百円〜数千円程度かかりませうが、自宅サーバーではこれがかかりません。
そのため、自宅サーバーを構築できる人・月額固定料金を支払いたくない方は自宅サーバーがおすすめです。
サーバーやネットワークに関する知識が身に付く
2つ目は、サーバーやネットワークに関する知識が身に付くという点です。
自宅サーバーを構築するには、Linux(あるいはWindows Server)のサーバーOSの知識と、ネットワーク接続に関する知識なども知っておかなければなりません。
またサーバー選定にあたってハードウェア周りの知識も身につきます。
これらの知識は初心者にとっては難易度が高いかもしれませんが、実際に自宅サーバーの構築をしてみたい方にとっては勉強にもなります。
自宅サーバーのデメリット
自宅サーバーのデメリットは以下の通りです。
- 環境構築にはサーバー・ネットワークの知識がいる
- 初期費用がかかる
- 24時間稼働させるのが難しい
環境構築にはサーバー・ネットワークの知識がいる
まず大前提として、環境構築には環境構築にはサーバー・ネットワークの知識がいるという点です。
ハードウェア(PC/サーバー)にLinuxなどのOSインストールから、ネットワーク設定が必要です。インターネット上に公開する場合はその設定に加えて、セキュリティ必要です。
また、サーバー専用施設（データセンター）と違って、自宅は常時安定稼働させるための設備が整っておらず全て自己責任になります。
普段からサーバー構築・運用に慣れている人や、勉強がてら知識を身に付けたい方であれば自宅サーバーはおすすめですが、手軽にマイクラ用のサーバーを構築したい方であればおすすめではありません。
初期費用がかかる
2つ目は、初期費用がかかるという点です。
自宅サーバーの構築には、サーバー(PC)機器や、ルーターなどのハードウェアが必要です。
一般的なパソコンを自宅サーバーとして運用もできますが、常時稼働を想定するならハードウェア的に耐久性の高いサーバー用の機器を選ぶ必要があります。
どこまで本格的に運用するかですが、常時稼働想定なら停電対策としてUPS（無停電電源装置）も必要でしょう。
レンタルサーバーだと月額利用料が数百円〜数千円程度で始められるため、これからハードウェア周りも購入しなければならない人はイニシャルコストがかかる点に注意です。
VPSレンタルサーバーのメリット
VPSレンタルサーバーは、インターネット上でCPU・メモリなどのハードウェアやOS単位で月額利用できるサービスです。
ゲーム用途のサーバー（VPS）とは？意味や共用サーバーとの違い
ゲーム用途に特化したレンタルサーバーを利用するメリットは以下の通りです。
- 初期費用が安い
- 簡単に環境構築ができる
- パソコンを常に稼働させておく必要がない
簡単に環境構築ができる
1つ目は、簡単に環境構築ができるという点です。
月額料金を払えば、サーバー機器をはじめネットワーク・OS・アプリなどあらかじめ準備済みの状態から利用できますので、初心者でも導入しやすいです。
最近では、マイクラやその他人気ゲームのゲームイメージテンプレートが用意されていることも多く、クリック操作で簡単にマルチサーバーの構築・運用が可能です。
サーバーやコマンド操作に関する知識がない方でも使いやすいので、簡単に環境構築することができます。
安定稼働・セキュリティ的にも安心
2つ目は、安定稼働・セキュリティ的にも安心という点です。
レンタルサーバーは常時稼働を前提としており、一般的に地震や停電対策がされているデータセンターというところに設置されています。
ハードウェアに故障がないかも保守エンジニアが定期点検・故障があれば部品交換など勝手にしてくれているため、自宅サーバーと違って安心です。
また、一般的に不要な機能やポートを制限してセキュリティ対策も施されているため、セキュリティ的にも安心です。
レンタルサーバーのデメリット
レンタルサーバーは基本的にメリットが多いサービスですが、デメリットが2つあります。
- レンタルサーバー代(月額費用)がかかる
- 自由にスペックが決められない
レンタルサーバー代(月額費用)がかかる
1つ目は、レンタルサーバー代(月額費用)がかかるという点です。
レンタルサーバーはサーバー構築の手間などなしに利用できる一方、毎月数百円〜数千円程度の利用料金がかかります。
サーバーによっては1時間単位課金のプランを用意しており、使った分だけの支払いでものもありますが、基本的には月額料金がかかるサービスがほとんどです。
そのため、月々負担を減らしたい方にはデメリットと言えます。
初心者にはレンタルサーバーがおすすめ
自宅サーバー、レンタルサーバーにはそれぞれ異なるメリット・デメリットがあります。
個人のニーズや目的によっておすすめは異なりますが、普段システムエンジニアなどのお仕事をしている人でない限り、基本的にはレンタルサーバーを利用するのがおすすめです。
最近ではゲーム特化でレンタルサーバーを提供しているところも多く、マイクラをはじめ20種類以上のゲームイメージが用意されているサービスもあります。
なお、マイクラにおすすめのゲームサーバー・VPSは以下の記事で解説しているので、こちらもご覧ください。
マイクラにおすすめのゲームサーバー・VPS比較(マインクラフト)
まとめ
今回は、自宅サーバーとレンタルサーバーのメリット・デメリットについて解説しました。
本記事では割愛しましたが、マイクラにおすすめのゲームサーバー・VPSについては以下の記事で紹介しています。
レンタルサーバーを利用して手軽にマイクラサーバーを構築したい方はぜひこちらもご覧ください。
今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。